日本のシードル
突然ですが、
皆さんは日本のシードルを飲んだことがありますか?
Noの方→何でもいいです、まずは一つ飲んでから読んでください笑
Yesの方→ぶっちゃけ、お味はいかがでした?「すっごく好みで美味しかった!」と心の底から言えますか?
数年前のシードル…
私は2014年頃から今まで30種類くらい飲んだことがあります。日本ワインマニアにしては少ないですよね?
ええ、だって、あの頃のシードルさん達、ぶっちゃけ美味しいと感じなかったから。
「今後、自腹で日本のシードル飲むのはやめよう(奢りなら飲んであげても良くってよ)」と決意したとある夏の日🎐
本場ブルターニュのシードルとは程遠い、果実味少なめの酸っぱ薄いやつ…。無理もない、本場と違い、加工用ではなく生食用りんごを使用していたり、シードルのために作られたのではなく、生食用に出せない傷ものを使っている、というのも理由。
なのに本場より高い…。これは色々理由がありますが、ココでは省略。
でも、、、
最近はシードルが美味しくなってる❗️
私の今までの30種類の内、これから紹介する5本は半年以内に飲んだもの。また、どれも最近できたワイナリーが造ったもの。これは正しく事件ですね😆
「美味しくなった」というより、「美味しいシードルを造るワイナリーが増えた」と言った方が良いのかも🍾
では、早速
私を感動させてくれたシードルさん達をご紹介🥂
ナゴミヴィンヤーズ
2018年に東御市にできたワイナリー。以前ブログで紹介した、アルカンヴィーニュの林忍さんがコンサル。
↓↓↓過去記事↓↓↓
てことなので、久々に飲んでみる気になる。
「う、、、うまいじゃないかー‼️」
適度な酸も残しながら、りんごのコクもあり、キレもあり。アルコール度数もビールよりちょい高めで、程よく酔えます😍
※私はビール一杯じゃあ酔えませんので…
ただ、オーナーの池さん曰く、「もう少し甘みを残したかった」とのこと。
2019ヴィンテージは少し甘みを残したかんじになるのかも⭐️
坂城葡萄酒醸造
見た目からして期待させてくれる感じ😆
はい、美味しかった❤️←ソムリエらしからぬコメント😅
6月初旬で、ちょい蒸し暑い日だったので、あまり何も考えず、美味しくゴクゴク飲んでしまいました🥂
味としてはナゴミさんと似てます。クラフトビールのシードル版て感じです❗️
ジオヒルズワイナリー ホンゴックシードル
シードルは2種類ありますが、特にオススメしたいのはこちら❗️
「ホンゴック」とはベトナム語では赤い宝石、という意味。紅玉100%のシードルです。ふじのシードルとは異なり、コク深くあたたかみのある味。
ジオヒルズの母体でもあり、小諸の老舗旅館「中棚荘」のりんご風呂に使われているりんごの農家さんのもの。
「中棚荘のりんご風呂に入りながら、このシードル飲むってどう?」てワイナリー責任者の富岡隼人くんに言ったら、「それは酔っ払ってしまうので…」、と丁寧にお断りされました😂
でも私は諦めない❗️今度女将にプレゼンだ❗️笑
496ワイナリー
こちらは以前書きましたので、詳細はこちらをご覧ください。
なんと、私が今まで避けていた(そんなに嫌か!)、ふじ100%‼️
たけど、美味しい‼️←ほら、シードルになったとたん、油断してこんなコメント😅
これがブランドりんごの底力か‼️‼️
アンワイナリー セミスイート
こちらはシードル好きなマダムのワイナリーとあって、シードルだけで3種類あります❤️アンセストラル、ドライ、セミスイート。
オススメはセミスイート。
なぜなら、
本場ブルターニュの味がする‼️
から。
甘みがあるからかな。甘いけど、ベタベタしていないので、しっかり冷やせばお食事に合うし、常温に近ければ食前酒、食後酒、おやつ(笑)にもなりそう🥂
オマケ
上に「本場ブルターニュの味」と書きましたが、
千曲川ワインバレーにはもう一つ本場の味のシードルがあります
サンクゼール ブラムリー&ふじ
ほら、美味しいシードルにはやっぱり加工用りんご(ブラムリー、プラムリーとも言う)が入ってる。失敗したくない方は、まずは加工用りんごが使われているかどうかでシードルを選んでみても良いカモ。
最後に…
どうでした?千曲川ワインバレーのシードル🥂
私の好みで色々書いちゃいましたが、味なんて結局は個人の好み。私が最初にさんざん悪口を言った、薄い酸っぱいシードルも、私の好みじゃないだけで、アサヒスーパードライ好きにはたまらなかったりします🍺
自分の舌に自信を持ちましょう笑。
なんてったって、ワインよりカジュアルなのもシードルの魅力❤️
難しいことはあまり考えずに、楽しくグビグビ飲むのがよいのかもしれませんね🍾
シードルについてまだまだ書きたいことは山ほどありますが、今回はこのへんで…。