ワイナリー訪問記〜ジオヒルズワイナリー~
早いものでもう年末🎍
ぶどう畑はちょっと寂しい色合いで、
ワイナリーもシードルの仕込みや瓶詰めが落ち着く時期。
私もぬくぬくと冬眠したいところですが、年を越す前にアレを食べたくて
(いや、まじめな話もしてきましたヨ)、
ジオヒルズさんに伺ってきました。
※以前、別の場所で紹介した内容とちょっと被りアリです
ワイナリーの概要
母体は小諸市の老舗旅館「中棚荘」。
文豪、島崎藤村の書の中にも「岸近き宿」と登場した由緒ある旅館です。
2002年から壮主である富岡正樹氏がぶどう栽培を開始し、
中棚荘ブランドのワインとしてリリースしていました。
2018年の11月、満を持してにワイナリーをオープン。
名前の由来はベトナム語のGió(風)と
英語のHill(丘)を合わせたもの。
見事ベトナム人の奥様をゲットしたツワモノ😆
ベトナムでもワインは造られており(とあるワイン会でいただいたベトナムワイン、美味しかった❗️)、
ジオヒルズのワインが両国の架け橋になれば、という想いがあるそう。
ワインの名前もホンゴック(赤い宝石)やカムオン(ありがとう)といった
ベトナム語でつけられたものもあります。
一階はワイナリー、二階はカフェ。
周りに高い建物がなく、景色が開けていて、
「東信富士」と言われる(私が名付けた!笑)浅間山や北アルプスの山々がよく見えます。
住所が「富士見平」と言う通り、富士山も見えることがあるそう🗻
美味しいもの達
ワイナリーだって言ってるのにワインではなく、食べ物の宣伝‼️笑
だって美味しいんだもん、てへっ😝
(←果たしてアラフォー女子のてへぺろは受け入れられるだろうか⁉️)
中棚荘の実力派板前さんが監修なので、日本人にも合うようにアレンジされてるかな??
私のオススメは以下の三つ。
やめられない止まらない
エビせんは、よくあるピンク色のじゃありません、
本場ベトナムの白くて上品な味のやつ😊
これにスイートチリソースをつけて食べるのですが、これがやめられない止まらない❗️
シードルとの相性もバッチリで、
これだけでDVD何枚制覇できるんだろうってかんじ😆
お土産コーナーで購入できます❗️
いつか、一人もくもくと揚げて、誰にも邪魔されずに食べつくしたい😍
絶対一度食べてほしい❤️
ベトナムの主食、フォーです。
スープは澄んでいるけどしっかりコクがあり、
「ラーメンはドロドロ豚骨派」な私でも十分満足できるお味。
スパイスも効いていて、体が芯からあったまるー😊
初めて口にした時、「う、、、、、うんまい❤️」
この言葉がでました。さすが本場の味‼️
日本人に合うように、パクチーはミツバに変えられていて(パクチーにも変更可)、
女子が大好き、温玉が乗っています❤️
しかもこの温玉の硬さ加減もちょうど良く、
割っても黄身がスープに溶け込まないくらいの半熟加減。
最後まできちんと食べられます🥚
しかも680円(税抜)。ちょうど良いお値段です💰
フランス文化との融合
ご存知の方も多いと思いますが、
ベトナムは過去、フランスの植民地だったことがあります。
そういった国々は、征服する国(もっと良い言い方ないのかい!)の食文化に自国の色を添えていてとても興味深い。
その代表例がこちらのベトナム流カフェオレ。
「レ」が牛乳ではなく練乳です☕️
実はベトナムは世界で二番目にコーヒー豆の生産量が多い国らしい。
もしかして、だからフランスはベトナムを植民地にしたかったのか??
牛乳ではなく練乳である理由は、ベトナムでは長く冷蔵庫が無かったから。
暑い中の保存を考えると練乳だったわけです⭐️
練乳入りでも思ったより甘すぎず、「コーヒーはカフェオレ派」の私も大満足でした❤️
これぞ、旅館のおもてなし⁉️
時はさかのぼりますが、オープンイベントの時、小さい我が子を抱っこ&ベビーカーと大変な我々を要所要所でサポートしてくれた富岡一家。
そして昨日はワイナリーの出入口で門松がお出迎え🎍
まさかのトイレの中でもこんなおもてなし。
忙しい年末、ちょっとほっこりな瞬間でした☺️
細かなところにゲストを迎え入れる志みたいなのが伺えます。
ワイナリーはあくまでワイン製造工場なので、
小規模だとなかなか来訪者への厚いおもてなしって難しいと思うのですが、
ここはちょっと違うんです。
隼人氏も言っていましたが、
「中棚荘だと敷居が高くて…」という地元の方々こそ、
このワイナリーには気軽に来てほしい、とのこと⭐️
近くにいらした際は気軽にフォーやコーヒーをいただいてみてはいかがでしょう?
四方の山々もきっと歓迎してくれるはず😆
お正月の予定が未定なあなたへ❤️
そう、恒例のコマーシャルタイムです😆
「景色の良い場所で初日の出見たーい‼️」と女子におねだりされた男子の皆様、
良い場所ありまっせー‼️
はい、ジオヒルズです。
元旦の朝6時から、初日の出イベントやってますヨ。
イベントといってもドンチャンではなく、
振る舞いの甘酒やバインミー(限定20食?)をいただきながら皆で初日の出を見ましょう、
というもの。
↓詳細はこちらから↓
「お正月、家でのんびりでも良いかなー」というインドア派の皆さま(私!?)も、
この機会に是非伺ってみてはいかがでしょうか😊
それでは皆様、良いお年をー🥂
自然派ワインについて
内容的に画像少なめですがご容赦ください🙇♀️
数ヶ月前に自然派ワインの講師をした、と話したら
色々な方々から「どんな内容話したの?」と問い合わせが多かったため、
今回はこのテーマに🍷
「私、自然派ワイン大好きー❤️」
「自然派ワインなんて、ワインではない❗️」
「自然派ワインて何?」
「自然派ワインて頭痛くならないらしいよ」
「いやいや、そんなのなんの根拠もないよ」
と、色々物議を醸している(ワインだけに!座布団1枚!)、
とってもセンシティブな話題にあえて切り込みました😅
あ~~デンジャラスな匂いがする~ドキドキする~💛
※ちなみに上記の意見は実際に私がきいたことのある言葉。
私は自然派でもそうでなくてもどっちでもいい派です⭐️
自然派ワインとは?
フランス語でヴァンナチュール、英語でナチュラルワインとも言います。
ここでは「自然派ワイン」と呼び方を統一します。
結論から言うと、
日本では“自然派ワイン”の法律上の正式な定義はありません。
ただ、一般的に以下の3つの点を満たしているものを自然派ワインと言われていることが多いです。
①原料のぶどうは有機栽培で育てられていること
すなわち、化学肥料、化学農薬などを使用しないこと
ボルドー液はOKとされていることが多い
②発酵は野生酵母で行っていること
野生酵母という酵母を添加するのではなく、ぶどうの果皮に自然に付着している酵母の働きで発酵をさせる、という意味
③亜硫酸の使用を最小限、または無使用にすること
亜硫酸は主に酸化防止、酒質安定等の役割で使われます
他にも濾過を最小限にしたり、グラビティシステムを導入したり、など、
その人が“自然”と考えることは色々あります。
ただし、①であっても必ずしも有機認証が必要なわけではないし、
③の亜硫酸の多い少ないも、はっきりした指標があるわけではありません。
はい、初めにお伝えした通り、正式な定義はなく、
誰かが自然派ワインと言えばそれは「自然派ワイン」と名がつくのです。
ほら、知らなかった方もちょっと興味深くなってきたでしょ?
自然派ワインの良いところ
あくまでも私の見解です。
自然派大好きな方からしたら、「魅力はもっとあるわい!」て思うかも笑
あくまでも中立的立場としてお話します😊
・味わいが個性的
これは野生酵母での発酵と濾過しすぎないことに要因がありそう。
皆さん大体想像がつきそうですが、
自然派ワインは複雑味があり余韻が長い傾向にあると思います。
実際、「瓶詰め前、濾過する前のワインが美味しかったから、ある時から無濾過スタイルにした」
という造り手さんもいらっしゃいました。
・比較的とっつきやすい
自然派ワインの造り手は、元々畑違いの仕事をしていた人が多いです。
ベテラン生産者からすると「大した知識もないくせに」と言われる一方、
前の仕事を捨て、私財を注ぎ込むくらいワインにゾッコンになった人。
思いが溢れています😆
ワインのウンチクというより、ワインの魅力を自分の言葉で伝えるのが上手なため、
ワイン素人さんでもついつい引き込まれてしまうのかも。
自然派ワイン専門店なども、カジュアルな雰囲気であることが多いので、
より気軽に手に取れるのかもしれません。
・エチケットが個性的
上記の通り、個性的な生産者はエチケットも個性的。
百貨店に並んでいるような落ち着いた風貌ではなく、
一度見たら忘れない、個性的なエチケットは、自然派ワインの特徴の一つ。
造り手さん自身の性格が現れています。
ワインショップでなく、雑貨屋さん等にあっても浮かないワインはジャケ買いされやすいでしょう。
自然派ワインの残念なところ
アンチ自然派ワインの方、お待たせしました笑
・品種特性がわかりにくい
野生酵母はいわゆる自然界の微生物🐛
野生酵母はその時々で働く微生物が変わり、
培養酵母(いわゆるイースト)のように「はい!この香り出しまーす!」とはいきません。
また、無濾過だとボトルによる味わいの差もあったりするので、
✔︎ギフトとして購入したい方、
✔︎資格試験を受ける方、
などはご注意ください😅
贈る相手が、個性的なワインを好む方ならいいかも🎁
ただ、テイスティングの勉強にはとっても使いにくい。
出題者もきっと選ばないのではないでしょうか。
・時々びっくりする香り、味のものがある笑
そう、野生酵母ちゃんは自然のものなので、
どこでどう働くかマネジメントするのはとても難しい。
自然派というより放置派とも言えちゃうような造り方だと、
働いてほしい微生物ではなく、違う微生物が活性化し、汚染😈
結果、人の口に入るものとは思えないようなワインに仕上がることも笑。
※ただしここでも注意が必要なのは、
品質的に良くないものは自然派ワインでなくともあり得る、ということ。
品質的に良くないワインになる可能性が比較的高い、という意味と捉えてください
・管理に気を使う
これは、主に亜硫酸無添加である場合に言えること。
発酵が終わった!と思っても、生きた微生物が実は冬眠状態だったりして、
極度に暖かい所に置いておいたり、
振動が加えられることで目覚めてしまうこともあるのです。
だから、造り手から離れたところで意図しない微生物の活動が始まり、
結果、味わいや品質がおかしくなってしまうことも。
もちろん変わらないこともありますが。
瓶内で発酵した場合は、開ける時にバーン❗️と💣することもあります。
「あれ?このワイン、スパークリングだったっけ?」現象🍾
※ただ、吹く恐れのあるワインは、造り手も予めそれを想定して(狙って?)いて、
大体コルクやスクリューではなく、王冠タイプの栓であることが多いです。
亜硫酸無添加や、少量、と言われているワインは、管理にも気をつけて、
早めに飲むことをオススメします🍷
勝手にQ&A
Q. 自然派ワインと言えば何でも売れるよね
A. 確かにそれを謳い文句にしている場合もあります。
特にワインの知識があまりない方からすれば、何とも響きが心地良い~。
ただし、私は今まで生産者自身の口から、PR的に“自然派”と言っているのを
聞いたことはありません。
どちらかと言うと、販売員さんやソムリエ、ワイナリーでも営業担当者さんなど。
限られた接客時間内でワインをPRするには、
どうしても端的でキャッチーな言葉を使う必要があるから、かな。
私も過去うっかり言ってたカモ😅
それに、自然派ワインを売り文句にしていて、
その通り実際本当に素晴らしいワインもありますので、
「自然派ワイン」と聞いてすぐに飛びついたり、拒否したりするのではなく、
「どういう考え方のもと、どんな造り方なのか」
を聞いてみて、できれば試飲をして判断するのが良いと思います😊
Q. 亜硫酸入ってるワインて、頭痛くなるんでしょ?
A. これも驚く程よくある質問❗️
答えとしては、「なんとも言えません」😅
だって、とある人が
「亜硫酸が頭痛を引き起こすって論文発表されたぞー!」と言うと、他の人が
「そんなもの何の根拠もないって論文発表されたぞー!」と言うんだもの…。
これも私の周りで実際にあった話。
ただね、実際にアレルギーの人はいて、
そういう方にとっては亜硫酸無添加であることは必須条件。
そういう方でなければそこまでシビアに考えなくても…と思います。
ほら、ワインの亜硫酸含有量よりドライフルーツやかんぴょうの方が数倍多い、
というのは有名な話ですしね🍇
また、管理や醸造の段階で亜硫酸は僅かですが生成され、
全くのゼロにするというのはなかなか難しいらしい。
更にワインの亜硫酸の表示義務は10mg / L以上かららしく、
表示されていなくても微量に入っていることもあるんだとか。
亜硫酸に関して、とある有名自然派ワインの造り手さんとやりとりをしていた時の文章を参考までに…。
ーーーーーー以下引用文ーーーーーー
洗った樽を数日、空のまま保存するために、硫黄燻蒸したり、亜硫酸水を入れて保存しており、亜硫酸無添加のワインであってもそれ由来の亜硫酸が混入している可能性が高いです。また、樽の補酒用のワインの空尺を亜硫酸ガスに置換する場合があるので、それ由来の亜硫酸が混入している可能性も高いです。おそらく、数値的には、それら由来の亜硫酸は合計は1PPM未満程度。一方で酵母も亜硫酸を作り、ウチのワインでは3〜5PPM程度酵母が生成しているようです。
そんなこともあり、亜硫酸アレルギーの方に飲まないように、全てのワインには亜硫酸塩と書いております。
私としては、
亜硫酸なしに、こだわりたいとは、思ってなく、美味しい、不味い関係なく、亜硫酸なしだから飲むと言うワインの飲み方があまり好きではなく、基本、全てに亜硫酸ありと書いていることもあります。
ーーーーーー引用文ここまでーーーーーー
とっても正直な造り手さん。
更に大好きになりました❤
話はそれましたが、結論は
ワイン飲んで頭が痛くなる原因は、
亜硫酸か、他の成分か、飲み過ぎか笑、
どれも考えられるかも。
ただ、亜硫酸はワイン以外にも沢山使われているヨ。
という事で❗️
あとは20歳以上の大人な皆様なので、ご自身で研究&判断しましょう笑
私個人の経験としてはアラビアガムが怪しいと思う‼️←体を張って体験した結果🤣
最後に…
とある自然派ワインの本に
「目的と手段をはき違えてはいけない」
と書かれていたのが印象的でした。
・造り手としては
造り方(有機栽培、野生酵母、亜硫酸無添加など)ばかり気を遣ってしまって、
肝心の「どういうワインを造りたいのか」というのが追求されていないこと
・飲み手としては
「自分の好きな味」といった答えよりも造り方で自分を納得させてしまうこと
だそう。
自分も飲み手としてそういった部分もあるかなぁ、とちょっと反省😭
もちろん飲み手はある程度テクニカルな部分に興味を持つことはありますが、
“良いワイン”を造りたい、飲みたいと思った時に、
それは果たして“自然派”なのか、自然派の“造り方”になんとなく納得してるだけではないのか、
ちょっとだけ考えてみるのが良いかもしれませんね🍷
そして、私のポリシー
“良いワイン”とは、人によって千差万別。
自然派ワインも、そうでないワインも、自分の好みに正直に、
互いを批判するのではなく、堂々と楽しめる世の中になればいいな、と思います。
あ、明らかに品質のおかしいワインはダメですよ。
自然派かどうか関係なく…。
クリスマスにお正月、とっておきワインを飲む機会も多いと思います。
そんな時にこの記事が少しでも役に立てたらいいなぁ🍷
南信州来訪記🍎
千曲川ワインバレー徒然記、開設以来初の遠征です🍷
今何かと話題のvinvie(ヴァンヴィ)さんに伺いました😆
といっても、ワイナリーはまだ建設途中。
そこで、元ヴィラデストの佐藤さん、さすがですね❗️
近隣のホットスポット3箇所に連れて行ってくれましたヨ⭐️
ひとまずvinvieの概要
2018年4月に会社設立。標高720mの竹村農園の敷地内にワイナリーが建設中。
原料のりんごは竹村農園さんのもの。
ぶどうの樹はお隣の高森町(標高730m)にあり、樹齢3年。この前初収穫されたものがまし野ワイナリーで極少量(少ないと言われると何が何でも飲んでみたくなるマニア心❤️)委託醸造されています。
今発売中のシードルもまし野ワイナリーで委託醸造されたもの。といっても醸すのはvinvieのメンバー竹村剛さんなので、自社ワイナリーのワインができた後もあまり変化はないことでしょう⭐️間違いなく安心クオリティですが、マニア受けは難しいかなぁ〜😏←オイオイ…。
大事な原料元「竹村農園」
竹村暢子(のぶこ)さんて?
まし野ワイナリーの竹村剛さんの奥様ではありません笑←よく勘違いされるんだって。旦那様は竹村隆さん、同じくvinvieのメンバー。
竹村暢子さんは何を隠そう、vinvieの代表取締役です。チャキチャキしつつも柔らかい印象😊グズる我が子にお子様サイズのりんごをくれた優しい方です!←モノに弱い我が子。一体誰に似たんだか😅。
「良い人を集めて来るのが得意‼️」と自らおっしゃっていた通り、vinvieは強力なメンバーが揃っているので説得力ありますね💪またちょっとしたら更に面白い方がメンバーになっていそう。楽しみにしてます😆
原料のりんご
畑は直売所のすぐ上。かなりの急斜面で、山からの吹き下ろしの風なのか、空気がすっごく冷たかったのが印象的。
南信て、その名の通り「南」って書くから東御よりあったかいイメージで油断してました😭まだまだ移住3年目、修行が足りませんね…。
さて、品種は、今ある生食用品種の他に、加工用品種を高接ぎで育てています。
高接ぎとは→成木の樹の枝に、品種の違う樹の枝を次いで育てることです。
↓こんなイメージ↓
なので、収穫時期になったら、
「あれー⁉️一つの樹から色んな品種のりんごがなってるー🍎」
なんてテンション上がることでしょう😆
近い将来インスタ映えスポットになるかも⁉️
ここがvinvieだよ
竹村農園さんの駐車場横には建設中のvinvieのワイナリーが。
通りに面しているので、迷わずたどり着けそう🍷
通りを挟んで遠方に見えるのが南アルプス🗻これが東御の旧東部町側だと北アルプスになるんですヨ。長野県て面白いでしょ??
設備は一階建てのシンプルな形。
寒い中大工さん達がせっせこ作業されていました。
無事、ステキなワイナリーができますように❤️
りんご農家の救世主❗️「まし野ワイナリー」
こちらのワイナリーは聞いたことがある方も多いはず。
ワイナリー概要
創立は1984年。老舗です!
竹村農園から車で登ってすぐ。増野というエリアにあります。
こういった加工場所は地元農家にとってはすごくありがたいのでしょう!
その証として、売店横にこれから使用する瓶がずらーーーっと❗️
ジュース用なんだとか。受け入れの量がハンパないんですね、きっと🍎
ショップではシードルやりんごワインの他、りんごジュースの試飲ができます。
りんごジュースも品種ごとに作られているので、飲み比べがとっても楽しいのです❗️
私が伺った時は4種類飲めました。しかもお客さんが自分で好きな量を注げるスタイル。太っ腹ですね😆いつもは損しがちなドライバーさんもきっと満足⭐️
竹村剛さん
東御市の有名ワイナリー、はすみふぁーむで働いた後、こちらのまし野ワイナリーへ。
まし野ワイナリーといえば竹村さん、ということは日本ワインに詳しい人の間では共通認識🍷
思っていたより物静かな方でしたが、
アブサン用に自分でニガヨモギ育てたり、軽トラをvinvie色に塗っちゃったり、
情熱と遊び心を持ち合わせた方‼️…なんだと思います😅
心の扉を開いてもらうにはもう少し時間が必要そうです!笑
「フルーツガーデン北沢」
おお!うちのより完成度の高いHP!笑
北沢さんて?
何を隠そう、松川町りんごワイン・シードル振興会の会長、という偉い方❗️その方が自宅敷地内にシードル醸造所を建てたということで見学させてもらいました。
お!小諸のアンワイナリーにもあったタンク❗️
ざっと見ただけなのであまり細かなことはわかりませんが、必要最小限のものだけ揃えた、という印象。個人だと最初はそれくらいで良いのかもしれない。
きっとやっていくうちに、あちらこちらから委託醸造頼まれて、タンク増えて増築、なんて流れにもなるんだろうなぁ❤️
りんごの直売所
「直売所なんて特に珍しくないからスルー」と思って指でぐわーっと下に移動しようとしたあなた❗️ちょっと待って‼️
実はこの松川町、一りんご園に必ず直売所がある!と言って良いほど(ホントか⁉️笑)直売所の数が多いのです。
しかもその直売所がすごい‼️試食はできて当たり前。
ストーブの効いた屋内にテーブル、椅子があるので、ぬくぬく、ゆっくりとりんごが味わえます。
しかも、ちゃんとお客さんが来てるんです!←失礼❕
車のナンバーを見ると地元の方が多分多い!
ちゃんと地元の人が消費するりんごがある、松川町って良いトコですね😊
りんご園でBBQ
果樹園でBBQって、山梨のぶどう園はよくやってますよね⭐️
自然の中で飲み食いするのって、本当に楽しいんですよね‼️
うんうん、これは実際にやった人しかわからない❗️まだ未経験という方、こちらの北沢さんのところか、うちのぶどう畑でいかがでしょうか?
その他の発見記
風力発電流行ってるの⁉️
りんご畑で小さいプロペラがあったんです。
で、直売所の自販機に「風力発電で運転されています」なんて書いてあるもんだから、
「りんご園の風で電気生み出してるなんてステキ‼️ストーリーあるわぁ❤️」と思って聞いたら、
「あれは防霜対策のやつです」と。
そして「あれ、東御にもあるよ」by旦那。あら、恥ずかしい😂
そう、寒冷地の名物?、遅霜を防ぐためのもの。
りんごは開花が早いため、大事な装置です。
ただ、今年なんかは4月に雪が降り、防霜装置を動かさないでくださいって放送も入ったりしたんだとか。。。
「どっちやねん、て思った」by竹村暢子さん。
これであなたもりんご博士🍎
まし野ワイナリーの売店に貼ってありました。こういうの見ると、ますますりんごが好きになっちゃいますね😆
「シナノスイートって、全然信濃の要素ないやん!」とか
「ピンクレディってホントにピンク色なの!?」
とか言いながら、楽しくジュースの試飲ができますよ🍎
口下手なあなた、デートの際はご活用ください笑。
そして、こういうのを見ると私はいつも思う…。
「これの世界の ワインぶどうバージョン、誰か作ってー‼️」
お決まりの宣伝ですヨ⭐️
私のブログを何回か見たことある方は知っている、
最後にコマーシャルがあることを。笑
↓今回はこちら🍎↓
現地でこういうイベントがあると地元も盛り上がるしいいなぁ、と思う。
「その期間は年末近いから忙しくて…」という方にはこちらがオススメ🍎
シードル業界ってこんなオサレなフリーペーパーも出してるのです❗️
英訳ついてるし、厚めなのにフリーですよ❗️フリー‼️
ワインの世界には無い太っ腹感‼️
取り寄せられるのかな?是非ご覧になって、来訪前の予習なんぞしてみてください❤️