長野ワイン徒然記

日本全国100箇所以上のワイナリー訪問歴のあるソムリエが、長野のワイン産地やワインメーカーについて色々書くブログです。

イベント訪問記〜アンワイナリー感謝祭〜

めでたくワイナリーオープンから1周年を迎えたアンワイナリーさん、感謝祭におじゃましてきました🥂

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バーカウンター風🥂

さあ、一時間勝負❗️どこまで満喫できたのか⁉️笑

イベント概要

場所は小諸駅目の前の停車場ガーデン。10月末のKOMORO WINE DAYSのような、小さなイベントがちょこちょこ行われている場所😊

ただ、ワイナリー一社がメインでこの場所を使うのはなかなか珍しいカモ⁉️場所代、お高いんじゃないかしら〜?笑

このイベントではアンワイナリーさんのシードル&ワインがいただける他、おつまみやホットワイン、りんごの直売などもありましたヨ🍎飲み物は全て¥300、量もしっかり❗️なんて良心的なんでしょう❤️

そして若手アーティストさんの生演奏なんてのもありましたが、花より団子の私に感想は聞かないでください笑

 

アンワイナリーって?

アンワイナリーさん、都会のマニアさんでも知らない人は多いんじゃないかしら?小諸駅から徒歩圏内で行けるという、千曲川ワインバレー、いや、長野県内でも珍しい好立地なワイナリー。

アンワイナリー外観

オシャレです⭐️

一から建てるのではなく、空き家を活用したかったというオーナー松村清美さん思いのもと、運良くこの物件が見つかったのだとか。

ワイナリーはお世辞にも広いとは言えませんが、東京ワイナリーさんのような都会のミニワイナリーを彷彿とさせ何とも懐かしい気分⭐️

一階が接客スペースとワイナリー、二階はなんと民泊になっています❗️

アンワイナリーの民泊部分

とても綺麗でした!


だからですね、ワイナリー巡りを計画する際、あえてこちらを最後に設定&宿泊を予約すればそのまま飲んだくれてそのまま寝ることもできるのです❗️※ご迷惑にはならない程度に飲みましょう🍷

 

シードル&ワインたち

まずいただいたのはこちら。

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ラベルが変わったー⭐️

新酒アンセストラル。後述する工藤農園さんの紅玉が使われています。甘みをしっかり感じられるタイプで、清美さん曰くジュースみたいにスイスイいける!とおっしゃる通り、まあゴクゴクいける笑。泡も優しくてとっても美味しく、あっという間にいただきました🥂

 

次は今年初リリースという長野パープルのペティアン

長野パープルのペティアン
香りは生食用ぶどうらしい独特の香り。※生食用ぶどうのラブルスカ臭には賛否両論ありますが、私は100%否定するものではないと考えています

そして飲んでびっくり❗️今までのアンワイナリーさんのスタイルとは違う、しっかり辛口‼️ペティアンと聞いてドメーヌナカジマさんみたいなのを想定していた貴方もビックリな辛口です‼️ぶどうは東御のもの。ぐっと親近感が湧きました😆

 

お次も初リリースのvin de pomme

vin de pomme アップルワイン

アップルワインとも言う

清美さんはシードルの原酒とも言っていました。「ブラインドで飲んだら白ワインって思うかもよ⁉️」との清美さんの一言で飲む前からちょー期待❤️ヴィンテージは2018、満を持してのリリースです。

香りはニュートラル。りんごからくる果実の香りはあまり感じない。

そして、飲んでビックリ‼️←2回目。白ワインっぽいはぽいけど、味わいがまさしく甲州❗️今流行りのグレープフルーツな甲州ではなく、昔ながらのスタイルの吟醸香のする甲州の味そっくり‼️シェリー香もして、ちょっと古酒じみた甲州っていうのかなぁ、、、。ほうとうに合わせてみたいなぁ。

いやー、これは一度みんなに試してほしい‼️シードルじゃなくても、りんごのこういった使い方は絶対アリだと思います😆

 

りんごの直売

シードルといったら🍎ですよね?

「1個100円」の看板が目に入り、思わず飲む手が止まりました←私にしては珍しい❗️

りんごの直売

だってほら、やっぱりふじって美味しいじゃない。以前ふじ100%のシードルを散々批判していた私(過去記事↓)

ですが、生で食べるならふじが好き❤️はい、ゲンキンなヤツです。

そのふじ、今年の新物が1個100円だなんて、まあ嬉しい⭐️アンセストラルのつまみに、試食のりんごをいただきながら(アンセストラルはこちらの紅玉が使われてるので、最高なマリアージュ)、農園について色々伺いました。

農園の名前は「工藤農園」さん。小諸市の松井というエリアにあります。販売していたお姉さんのお父様が数年前に先代から引き継ぎました。昔ながらの仕立てのりんごの樹を切り、栽培管理が楽な仕立てで新しく栽培を開始。最近ようやく販売できるくらいの量ができてきた、とのこと。

昔のやり方をただ踏襲するのではなく、農業をいかに長く続けられるかという視点での新たな取り組みは応援したくなっちゃいます😊

ブルーベリーと洋梨も育てているらしい❗️今度訪問しちゃおうかな😍

 

隠れた目玉

↓↓↓コレです↓↓↓

手作りホットワイン

あぁ、写真が残念だ…

実はこのホットワイン、清美さんの妹さんの手作り🍷屋外でちょっと寒かったし、たまたま隣にいた自称ジャーナリストさん笑が絶賛して3杯くらい飲んでいたので、最後の〆でいただきました。

おー!間違いなく美味しい❤️ふつーに市販で売ってるやつより甘さは控えめ、オリジナルブレンドのスパイスの利かせ方が絶妙‼️

実はこの妹さん、旦那様がフランス人でいつもはフランスに住んでいます。毎年この時期に軽井沢でアンティークを売るために来日、今回はたまたまこのイベントもあったのでお手伝いしている、とのこと。

アンワイナリー清美さんの妹さんご夫婦

「ちょっとあんた、量をしっかり見なさいよ!」

ということは、、、そう、このホットワイン、かなりレア商品だったのです😭

謎ジャーナリストさんにホットワインを再現するようこれまた謎なお願いをされ、ノリで承諾し、イベントを後にしました笑

 

あ、妹さんのアンティーク販売はこちらデス

軽井沢のアンティーク蚤の市

 

秋のイベント訪問記②

今年も行ってきましたヴィラデスト祭り🍷

(やっぱり高山村までハシゴは無理でした😭)

玉村豊男氏の顔

名物、ショップ入口の玉さん。玉さんの口に手を入れるとタダでおみくじが引けます笑

以前こちらのブログでも宣伝した通り、今年は例年とは違う取り組みがありました。

名付けるのであれば、

「ヴィラデストと関わりのある人大集合❗️」の巻〜。

顔見知りな生産者さんばかりですが、ここぞとばかりに色々なワインを飲み、おしゃべり😆色々な情報を仕入れました❗️

ワイン編

書きたいこと沢山あるので、テイスティングコメントはザックリです。悪しからず❗️

 

坂城葡萄酒醸造

猫目石キャッツアイ2018」

坂城葡萄酒醸造の猫目石キャッツアイ

おお❗️なんと安定感のあるお味❗️一部樽発酵&熟成のシャルドネ。樽が勝ってしまうワインて時々ありますが、これはちゃんと果実味もあり程よい酸もあり、始めから良いスタートをきれました笑。

 

ジオヒルズワイナリー

「MIMAKI Chardonnay 2018」

ジオヒルズワイナリーのMIMAKI Chardonnay

ここら辺のシャルドネらしい、フレッシュなりんごや洋梨のニュアンス。

2019年は7月頭の雹害で収穫量大幅減になってしまったらしい…。白ぶどうは2000kg見込んでたところ160kgになってしまったとか…。←言われた途端、ホント言葉を失いました😵なので2018年のように自社畑単一のワインは難しいという。

黒ぶどうも見込んでいた収穫量の3/1ほど。野生酵母で造られた数少ないワインを復興目的として限定発売するそうです。

あ、あと今はCH&PN、CHのみのブランドブランの泡(瓶内二次)を造っているとのこと。こちらも楽しみ❤️

 

Water Valley

さすが室賀氏、coulisとコラボの特設ステージができていた❗️

農園主の室賀満男氏はもちろん知っていましたが、ワインを飲むのは実は初めて。千曲川の支流依田川の近くにあり、千曲川ワインバレーの中でも標高は低めの490m。3種類全部いただきました。全て2017年の同日に収穫したというメルロー、夢の飲み比べです🍷

 

「感謝2017」

Water Valleyの感謝

cave hatano醸造。標高の低さからか、左岸だからか、こちらのステンレスのメルローは青っぽさはあまり感じず、ブルーベリーやトマトジャム(表現としては一般的ではないですが、私、トマトジャムよく作るので…)のような感じ。後述するcoulisさんのピザとの相性バッチリ❤️

Water Valleyのメルロー

左(左三つ巴JAPAN)はcave hatano醸造、右(MARUKO YODAGAWA MERLOT)はヴィラデスト醸造。どちらも約一年の樽熟成。程よい樽使いがお上手。うーむ、私はヴィラデストの方が好みだったかな。余韻が長く果実味が口いっぱいに広がる感じ。波田野さん、小西師匠は偉大ですな🍷

 

再来年のMEは樽熟成、野生酵母、MC(Macerasion Carbonique)のものをリリース予定だとか‼️ヴィラデスト醸造でMCって、マニアは飛びつきそうじゃないですか⁉️あの小西さんが造るMC…、いやはやどんな味になるんだろう😆

さらにWV(ツウはwater valleyをこう訳します!)初の白!シャルドネも同じく再来年リリース。※MCとCHは標高650mの畑のものらしい

何故だろう、ラインナップが増えると全て制覇したくなるマニア心❤️

 

Wa Yawata

「Rouge2017」

Wa Yawataのrouge

一年前くらいに飲んだけど、熟成具合を知りたくて🍷

cave hatano醸造カベルネソーヴィニヨンとメルロー。標高は370m(だったかな?)で、千曲川ワインバレーではかなり標高は低いけど、同じヴィンテージのwater valley感謝よりちょっぴりピーマンぽさを感じました。2017の赤、千曲市は収穫時期なかなか引っ張れなかったんだっけか?今度菊さんに聞いてみよー⭐️

 

いざわの畑

「Coteau des Chevrettes Tateshina Rouge Garçon 2018」

いざわの畑のCoteau des Chevrettes Tateshina Rouge Garçon

アルカンヴィーニュ醸造メルロー75%、カベルネソーヴィニョン25%。半年間古樽熟成。

SBの醸造にSBではあまり使われない酵母を使ってみるなど、最近面白い造りをトライしている伊澤さん。きっと赤も何かしらやっているはず!と思いいただく🍷

まぁー期待を裏切らない❗️発酵初期は野生酵母、最後に培養酵母を入れるというダブル使いをしたのだそう❗️だからか、香りは一般的なここらへんのCS、MEって感じだけど、味わいが深い❗️余韻が長い‼️樽熟成だから、というのもあるカモだけど、このなんとも言えない旨味はきっと野生酵母からくるもの。それを培養酵母を使うことでリスクを抑えたって感じかなぁ。。。

 

そしてこちらはまだリリース前のUnique。

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上のME&CSを一樽分だけ樽熟成したもの。一樽分=約300本!この日は飾りとして持ってきたのだそう。目の前でオアズケされました🐶飲みたかったワン。

 

Veraison-note

「Experience 2018」

Veraison-noteのExperience

撮り忘れたので、6月の時のものを…

マザーバインズ醸造ネッビオーロカベルネソーヴィニヨン。6月に行われた坂城の葡萄酒祭以来。熟成具合が気になりいただきました🍷中川夫妻、いつもありがとうございます‼️

6月の時は奥様が頑張ってデキャンタージュされてましたが、今回はボトルから直でもちゃんと開いていた感じ。外気温がもうちょっと高かったらもっと良かっただろうなぁ。。。信州の冬は寒い❄️薪ストーブの前で揺れる椅子に座りながらゆっくりいただきたいワインです🍷←うちには無いですが🤣

 

ヴィラデストワイナリー

私はもちろん蔵出しワイン狙いデス🐗今年から?か今年だけ?か、お祭限定通貨ヴィラはなくなり基本現金ですが、こちらの蔵出しワインは受付でチケットに変えなくてはなりません。受付?どこ⁉️一瞬迷いましたが、駐車場へ向かう小道で無事見つけ、チケット購入。

蔵出しブースでは、社長のTコニー氏が娘さんと一緒にサーヴしてました。そんな光景が見れるのも地元のお祭りならでは😊

「Pinot noir 2006」

ヴィラデストのピノノワール

あぁ、ボケている…

2004年に植え、初醸造の年。一口飲んで、おや、びっくり❗️近年リリースのものより力強い。果実味は凝縮していて、熟成しているためか酸はこなれている。タンニンはザラついてはいないけどアフターにかけてしっかり残る感じでした。最近のPNもちょっと熟成させてみたら面白いのかもなぁ🍷

食べ物編

若林パン

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ハンコ作りもお得意です!

知る人ぞ知るブーランジェ若林。サバサバしつつも、私が某酒店絡みでバタバタしていた時にわざわざ差し入れを持ってきてくれた心優しい女性です😆

最近つくづく思うけど、ステキな人は美味しいものが作れるんですよねぇ。彼女の作るパン、絶品ですヨ🥖ヴィラデストが冬期休業中に東京のお店に修行に行くなど、腕に磨きがかかっています。

 で、す、が、ヴィラデストのブーランジェとしての仕事は10月末まで。今は東御の名店cliché(クリシェ)さんで働いているのだとか❗️もしかしたら今後クリシェで若パンが買えるかも⁉️と密かに期待してます😆

 

たーさんの焼き芋

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タケダさんという、ヴィラデスト従業員おじいちゃんの焼く焼き芋。ガーデンの入口で一人せっせと焼き芋焼いているのです🍠

新聞紙→アルミと順に巻かれているのは、芋の皮がコゲないように、との配慮だそう。田舎のおっちゃんって、ホントそういうの上手な人いるんだよねー。

その芋が、またまた新聞紙で作られた入れ物に入れられて渡されます。あ、入れ物の新聞紙は、従業員の皆様が空き時間にせっせと折ってたりするんですヨ。手作り愛が溢れているからか、たーさんの腕が良いのか、お芋はホクホクで甘くてとっても美味しい❤️ただね、美味しいものって赤ちゃんでも本能的に分かるんですよね。先程の若林パンといい、この焼き芋といい、ほとんど我が子が平らげました🤣

 

レストランCoulis

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ピザ。食べかけですみません!

ヴィラデストのカフェで3代目料理長だった折笠さんという方のお店。お店自体は東京ですが、今でもいい食材を求めてここらへんをよくベンツでウロウロしてるらしい笑←地元の情報通のおっちゃんより。

肉料理が多かったので、私は釜焼きピザを注文🍕待ち人が多かったのですが、注文会計は一人が行い、注文者には番号札を渡すなどさすがのオペレーション。

無事にいただいたピザはソースもチーズもたっぷり(これをケチられるのは嫌❗️)で、ちょっとついた生地のお焦げまで美味しかったデス😆これは我が子に奪われない様に瞬殺でいただきました笑。

 

その他にも…

元ヴィラデストの営業佐藤さんがvinvieのワインを引き連れていたり、アグロノームの宮野さん(東御)、ヴィンヤードカラリアの中村さん(立科)、sail the ship vineyard の田口夫妻(上田)もいらっしゃいました。

そして恒例の(涙)飲み忘れシリーズ…。

ジオヒルズのリリース前の赤と、坂城の赤を飲み忘れた😭

 また、蔵出しワインばっかり気にかけてたら、肝心のコレをスルーしてた…。

ヴィラデストの八重原メルロー

photo by 今やvinvieの佐藤さん

あんなにリリースを楽しみにしてたのに😭いいもん❗️ふつーにボトルで買ってやる‼️来年3月か4月あたりにワイナリーのみでのリリース予定。

また、友人達がヴィラデストカフェのガーリックライス・チキン載せを食べているのを見たり、カフェの中でみんなクレープを食べているのを見ていざ注文しようとしたらもう時間切れ…。楽しみはまた来年に持ち越しです…😭

 

来年はともえ名物、「絶対飲む&食べる物リスト」と「導線表」を用意したほうが良さそうだ📝

マンズワインあれこれ〜2019年秋〜

なんだか題名が「ナインティナインスリー♪」的な感じ⭐️あ、ヤバイ、年バレるぞ😅

 

さて(←切り替え雑!)、我が家の上田にある畑はマンズワインさんの契約栽培ということもあり、ソラリス醸造責任者の西畑さんには公私共にお世話になっていることもあり、今年は特に色々お勉強させていただきました😊

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読者の皆様がよりソラリスを始めマンズワインをもっと楽しめるように、私自身の備忘録も兼ねてお伝えします❗️

 

収穫編

我が家の契約栽培畑

品種は今話題の龍眼とマスカットベーリーA(以下MBA)なのですが、どちらもJAと前農家さんから引き継いだ畑。出荷日はもちろん決められているし、収穫コンテナは直に下に置いてはいけない、一コンテナあたりの重量も決められているなど、さすが大手のしっかり感❗️マンズの皆様、ざっくり大雑把なO型夫婦、毎年頑張ってますヨ笑。

①龍眼様のおもしろ&大変ポイント

・仕立てはX字どころか、α字Ω字と言っても良さげなのがある🤣(誰か剪定手伝って!)

・棚の高さが低い(岩の原のと足して2で割りたい)

・放っておけばジャイアント馬場の顔くらいの大きさになる房を小さく仕立てる

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収穫された龍眼サマ

MBAちゃんのありがたポイント

・びっくりするくらい病気になりにくい(川上善兵衛サマサマ❤️)

・樹齢6年目?で新しく、一文字の仕立てで管理が楽

これらは小諸ではなく、勝沼醸造されます。愛娘を遠く異国の地へ嫁に出す気分です。美味しいワインにしてくれますように⭐️

 

マンズワイン自社畑(小諸&上田・東山)

メルローカベルネソーヴィニヨンを収穫。今年は7月頭の雹の影響で収量がだいぶ減ってしまったのだとか😵(同じ小諸のジオヒルズさんもかなり大変だったみたいです…)。また梅雨らしい梅雨で日照不足から来る着色不良も。収穫日の前にそういった雹害にあった粒や病気の粒、房周りの葉も事前に取っておいてくれているので、収穫自体は結構スイスイいけます。

でも、所々取らなければいけない粒が‼️では、来年以降マンズワインの収穫をする貴方のために、

〜NGな粒/ マンズワイン編〜行きましょう❗️

✔︎シワシワさん

原因は晩腐病、酢酸腐など。前者は食べてもまあまあ美味しいけど後者はヤバイ味がする

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✔︎軸枯れさん

房の先端に多い。要因は熟しているからではないため、それについてる粒はびっくりする程美味しくない

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✔︎着色不足さん

これは仕込むワインのレンジによりますが、トップキュベ、ソラリス様の場合赤いのはダメ。赤が目立つ場合は房ごとポイする場合もあります。

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 ✔︎何かに食べられたさん

鳥かな。突いたような跡があります

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なんてったってトップキュベを仕込む小諸ワイナリーですからね。お手伝いと言えど責任重大です❗️

 

選果

はい、2年前にとある取材で拝見して以来憧れだった選果作業❤️

https://agri-marketing.jp/2018/01/17/chikumagawa-wine10/

何回かやらせていただきました😆

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ボスである徹平さんを除き、少ない時は6名多い時は12名❗️長い選果台に並び黙々と作業します。流れてくる粒をまんべんなくチェックしNGな粒、除梗機(にしても除梗って漢字、なかなか変換されない…)で取れなかった小さな梗などを取り除く作業は、とにかく目が疲れます❗️休憩時間は目薬必須❗️

そして自分がダラけると後ろの方々に多大なる迷惑をおかけしてしまう、というやつ😅

選果も責任重大でございます😭

 

マニア的萌えポイント

其の一

とある方の長靴。なんとなく誰のかはわかるかな。

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フランス語で読んでみてください⭐️

其の二

今年もいるヨ、とあるヴィンヤードの方🍇今年は更にあの上田の方も❗️

其の三

じっちゃんばっちゃん達に紛れていたダイヤの原石。山形のタケダワイナリーや頑固おやじでお馴染みの中村ワイン工房さんで修行歴があり、満を持してマンズワインに入社したTさん。とってもしっかりした素敵な女子です❗️若干フェミニストな私は、女性の活躍を応援します📣

 

最後に…

あろうことか、収穫最終日に畑にサングラスを落とした私…。マンズの皆様に無事見つけていただきました😭まったく、手伝いに行ったのか邪魔しに行ったのか💨

皆さまも畑の落し物には十分ご注意くださいませ😓