通販でワインを買って、コロナウィルス撃退🍷
※表題に医学的根拠はありません。失礼致しました…。
最近、ワインイベントは軒並み中止や延期、
飲食店も客足が遠のいて…、という現状(T_T)
仕方がないけど、
「コロナごときに飲む楽しみまでは奪われたくない❗️」
というワイン愛溢れる貴方のために、
千曲川ワインバレーのワイナリー直販オンラインショップの御案内です🍷
期間限定で送料無料の条件金額が下がっていたり、美味しい食材がセットで買えるワイナリーも❤️
勝手にオススメワインも紹介しています😆
サンクゼール
https://stcousair.jp/SHOP/1095315/16618/list.html
残念ながらワインは完売商品が多いですが、美味しい食品は沢山あるしヨシとしましょう!←偉そう😅
税込8,800円以上で送料無料(冷凍品以外)
そして、こんなものもあった!
HAGY(ハジーボトル) 液体用真空保存ボトル 300ml
飲み切れず余ったワインを入れて保存できる!再使用可能!
すごい!誰か試して感想教えてください😆
たかやしろファーム
http://www.takayashirofarm.jp/
配送地域と本数によって送料が変わります。
なんといってもオススメは
シャインマスカットジュース!←ワインじゃないんかい!笑
一度飲んで欲しい、濃ゆーい贅沢なジュース。
もちろんシャインのスパークリングもオススメです🥂
カンティーナリエゾー
http://cantinariezo.shop-pro.jp/
明確な送料は?
オススメはやっぱり
SAKURA SAKURA
この時期ならではです🌸
楠ワイナリー
https://www.kusunoki-winery.com/shop.php
配送地域とサイズによって送料が変わります
オススメは
吉祥ブラン・ド・ブラン
いつ飲んでも安定のお味です❤
椀子ワイナリー
※産地を長野で絞り込んでます。
税込5,500円以上の場合、送料は無料
オススメは私が大好きな飲み比べ!
北信シャルドネ左岸・右岸飲み比べセット
椀子ヴィンヤードのぶどうではなく、椀子ワイナリー醸造でもありませんが…
アルカンヴィーニュ
※電話かFAXでの注文です
期間限定5000円につき送料1件無料
オススメは
ブラッククイーン2017
なんともシルキーなブラッククイーン🍷酸味が苦手な方でも楽しめます!
ヴィラデスト
https://villadest.shop-pro.jp/
4月末発送分まで、5000円につき送料1件無料
オススメは
八重原メルロー2018
骨格はしっかりでも、ジャムのような凝縮した甘い果実味と酸があるので、熟成も期待できそう❤️
ほら、今飲まなくても送料サービス中たから今のうちに買っておいて😊
はすみふぁーむ
http://hasumifarm.shop-pro.jp/
今だけ、5,000円以上で送料無料
オススメは幾度となく言っている
信州の甲州!
山梨の甲州とは全っ前違う洗練された味わい!これは試した人にしかわからない❕
Rue de Vin
配送地域と本数によって送料が変わります。
オススメは、
Syrah PinoGris 2019 セット(10%割引)
そう!マニアがうなるやつ❗️笑
椀子で話題となっているシラーと、積算温度で、可能性のありそうなピノグリ。
試験栽培だから、ということで、2本で7,722円(税抜)。リュードヴァンとは思えないお手頃価格😆
マンズワイン
https://mannswine-shop.com/smp/list.php?mcat=58508&search=&prcf=&prct=&type=search
9,720円(税込)以上で送料無料
オススメはこちら
まだまだ夜は肌寒い春先に、家でDVDでも観ながらしっぽりと飲みたいワインです。
アンワイナリー
配送地域とサイズによって送料が変わります
オススメは
軽井沢アンシードル辛口&甘口375ml 2本セット 2019
どちらも飲みきりサイズが嬉しい。
シードルはアルコール度数も低いので、ちょこっといっぱい飲みたい時にかなりオススメです❤
いかがでしたか?
外出が限られる昨今、せめて家飲みは豪華にしても良いかもしれませんね🍷
ヴィンヤード訪問記〜立科町 カラリア編〜
どうしてもヴィラデストの関係で東信(長野県東側)の千曲川右岸が注目されがちですが、実は左岸も面白い!
以前こちらでもアップしましたが、
近隣でも土壌や気候の違いが際立つ千曲川右岸、なかなか面白そうなカラリアさんにお邪魔しました🏠
ヴィンヤード概要
主は中村大裕さん。大手IT企業で勤めてられていましたが、2015年に立科町に移住。
屋号?は「カラリア」ですが、社名は「トラスト&アソシエイツ株式会社」。
社名だけ聞くと、何ともお堅い印象ですが、とっても楽しい事満載な場所でした⭐️
中村さんは「畑から歩ける場所に住みたい」と、
畑近くの空き家を「カラリアハウス」(←詳細は以下)として整備し、自身も同じ建物内に住まわれています。
都内からのお客様は佐久平でレンタカー、というパターンもあるそう。
車があれば、すぐ近くのワイナリーやヴィンヤードも周れます。
車があれば、長野が誇るスーパー「ツルヤ」も、温泉も、宿泊場所(カラリアハウス)もラクラクー。便利ですね❗️
標高は約680m。東信のヴィンヤードの中ではやや低め。
ですが、私は訪問中終始思いました。
「風冷たっ‼️」
我が家は標高800mあたりですが、気温というより、風の冷たさが違う…。
爽やかなんだけど、身体の芯まで到達するような冷たさ。
きっと、「立科は大きく見ると北向きで、実際の標高+100mくらいの体感温度だから」ですかねぇ⭐️
←伊澤さん(同じく立科のヴィンヤードを運営する方)の受け売り!笑
広さは50〜60a、品種は今のところCHのみですが、来年カベルネフランを植える予定とのこと。
そしてなんと、畑の脇にはBBQ台もあります!
作業のお手伝いをした際にはぜひ中村さんにお願いして、一杯飲みながらBBQを楽しんでみてはいかがでしょう?🍺←一汗かいた後はやっぱりビールだよね!
※実は造り手に多いビールラバー😅
ワインについて
初ヴィンテージは2017年。
現在のところシャルドネのみ、アルカンヴィーニュでの委託醸造で、
ステンレス(opportunity)と樽発酵(familia)の2種類。
しかーし、そこは立科、2019年に建てられた「たてしなップル」さんの醸造所(畑からすぐ側!)での委託も始められたそう。
作りはオレンジ!
※🍊で造られたワインではありません笑。
フレンチオーク熟成と、アメリカンオーク熟成&MLFの2種、とのこと。楽しみ〜❤️
飲んだら泊まってパーティだー😆
冒頭でも書きましたが、車があれば周辺ワイナリー、ヴィンヤードをかなり満喫できますが、お酒大好き仲間間では必ずつきまとう“ドライバー問題”…。
だからこそ、わが社では泊まりとセットでのワイナリー&ヴィンヤード巡りをお勧めしています🍷笑
「カラリアハウス」概要
畑からすぐ近くに中村さんの自宅兼宿泊施設「カラリアハウス」があります。
築70年くらいの空き家を中村さんとお知り合いの方々でリフォーム。
立科町の海外の中学生や修学旅行生も農業体験の際に宿泊しているそう。
最大8人泊まれます。
風呂釜はなくシャワーのみ、キッチンもコンパクト。
お子様やペットもOKなので、自由にのびのびと滞在できます。
私ももう少し暖かくなったら子供連れて行きたいなー🍷
呑んだくれプラン?
ほら、食べること想像して勝手に楽しくなってたら写真撮り忘れるっていう失態…。
カラリアハウスのテラスのすぐ横にあります❕本格的ピザ窯❕❕
火をつけてから焼ける段階になるまで2時間かかるらしく、その間に軽く飲みながら&準備しながら待つのだとか。
飲んべぇな方はきっとわかりますよね。
待ち時間のお酒🍷こそ、すっごく美味しいことを!!(力説!)
軽くつまみを食べながら飲みながら、「ピザの具、何にするー?」とか話しながら…。
それが畑作業の後なら、なおの事楽しい時間…❤️
おっとおっと、想像だけで何行も書いてしまった!
ピザ窯の使い方がわからなければ中村さんがやってくださるそうで、リクエストがあればピザ窯でオーブン料理❤もやっていただけるとか。
酒が進みますね😆←何のPRなんだか笑
一日頑張ってくれたドライバーさんにお酌をしつつ、
「あのヴィンヤードの〇〇さん、すごい情熱だったよねー‼️」とか、
「△△さんはああ言ってたけど、ホントかなぁ?」
とか話しながら、
遠くにぶどう畑を眺め、購入したワイン片手にピザやオーブン料理をいただく…。
なんてことが「カラリアハウス」ならできるのです😍
中村さん、IT企業なんてしっかりとした会社にいらっしゃったけど、実は楽しい事めっちゃ大好きなんですね‼️
コマーシャル〜
・イベントに優先的に参加できたり、ワインを割引で購入できる会員制度「carraria associates」
・吉祥寺でのワイン講座(現地イベント有り)、「carraria journey」もあります。
carraria journeyの説明会は3/14が最終回だそうなので、興味のある方は是非直接お問い合わせください🍷
carraria associatesについて
http://trustassociates.co.jp/events/
carraria journeyについて(公式FBより画像拝借)
早くコロナも収まって、あったかくなーれ❣
日帰り高山村ツアー〜ドメーヌ長谷編〜
一昨年リリースしたフクイハラブランが美味しすぎてファンになった方は多いのではないでしょうか?
なかなか公の舞台に姿を現さない長谷さん、あんなに美味しいワインを造る人ってどんな人⁉️と思い、こちらから会いにいっちゃいました😆
長谷さんプロフィール
長谷光浩さん(はせみつひろ)さん
大手の外資系レコード会社に勤めていましたが、退職し2014年に高山村に移住。
ワイン造りの勉強は2013年からで、様々なワイナリーやスクールでワイン造りを学び、晴れて2017年にワイナリー「ドメーヌ長谷」を開設。
レコード会社にお勤めの頃から年収の何割をつぎ込んだかというほどワインにゾッコンだったそう🍷←アレ?どっかで聞いたことのある武勇伝笑
近年続々と増えているワイナリーさんのように経歴だけ見ると経験は浅そうですが、リリースしていきなりあんなに美味しいワインを出しちゃうのは、日々の勉強と持ち前のセンスなんでしょうか😆
2018年のコレも最高に美味しかったし❤️
畑について
終わりが見えません😭
標高は800m。
修行先のヴィラデストを参考に決めたとか。高めですが、千曲川ワインバレーではそう珍しくはありません。
ただ、ポイントはその広さ❗️
ほぼ家族だけで回している小規模ワイナリーは、私調べではだいたい3ha前後が多いです。
けど、こちらはなんと6ha❗️
ヴィラデストワイナリーですら約7haを4、5人でやっとこさ回しているというのに…。
「ふぅ、この畑終わったー」と思ったら、ちょっと先の他の畑が見えてゲンナリするパターン(あくまで私の場合です…😅)
時々長谷ファンの方々がボランティアで手伝ってくれるそうなのですが、とはいえ…。
それに、2020年はドイツ系品種とMBA以外は全て傘かけをするというではありませんか❗️
計7〜8万枚…。
誰か、、、手伝ってあげて😭
湿気が…
知っている方も多いと思いますが、同じ千曲川ワインバレーといえど、北信東信で全くと言っていいほど気候が違います。
大ベテランのおじいちゃんとかに聞くと、
「〇〇山からの風が吹き下すのと△△山からの…」と詳しい話をしてくれますが、
ここでは理由省略!←残念ながら山にはあまり興味ありません!笑
北信は東信より湿気が多く(とはいえ、全国的には少ないですよ)、
総じて雪深い地域。
特に長谷さんの畑(福井原)は7月、霧がよく出てピノ系は病気のリスクが他よりも大きいそう。
葉から滴が落ちるくらいだそうなので、かなりの湿気ですね😱
ただ、先述の病気の一つである灰カビは≒貴腐、
2018のPino Fanに少量使われているそうなのですが、それが最高の風味を醸し出してました⭐️
程よい樽の風味に寄り添う貴腐香、もう、ミラクルとしか思えない😍
冷静と情熱の間
あ、分かりにくくてすみません、ここからはワイナリーのお話です😅
このワイナリーほど、この言葉が似合う場所は無いのではないだろうか…
クール長谷
・温度、湿度管理
まず建物の1/4は地下に埋まっています。
理由は以下の図の通り←分かりにくい?笑
そのおかげで、暑い夏も寒い冬も温度が大きく変化することがないそう。マイナスになったこともないのだとか。
ワイナリー出入口の反対側の搬入口?は、地形上少し高い所にあり、断熱材が入っていないので、酵母が暴れてしまいそうな時、冷却のためにタンクごとそちらに移動させるそう。
突発的にできてしまった冷蔵ルームも、おかげで冷蔵庫を買う必要がなくなったそう。
湿度に関しては、
わざと床のコンクリートを剥き出しにし湿度を保たれるようにしたり(ただその分汚さないようにする努力は必要←洗うと湿度上がるし))、
夏の湿度が高い時は扇風機を二台回して空気を循環させているのだとか。
・再生可能エネルギーを目指す
ソーラー、雪室など作りたい、と。
ほら、ワインは自然派なのに生活スタイルは真逆っていう人もいるでしょ?笑
長谷さんはさすが、きちんと考えてらっしゃいます。
ワイナリーよりもちょっと登った所に貯蔵庫を作る予定らしいので、それが雪室になることを期待します!
※近年雪は少ないけど、頑張って掻き集めてほしい!
他にも、
幅をフォークリフトに合わせて設計していたり、
TCAの原因を作らないよう、ワイナリーの建築に際しても化学製品を使っていなかったり…
いやー聞いていてマニア的にも楽しいし、参考になります!
パッション長谷
・「THE 工場」なワイナリーはイヤだ❗️
将来までずっと続くワイナリーにしたいので、デザインはかなり重視したそう。
私みたいなマニアとしてはデザインはあまり重視しませんが、
例えば長谷さんのお子さん、お孫さんがワイナリーを継ぐ時に萎えることのないように、ということかしら??
確かに食品工場みたいなところで機械的に造られたワインは飲み手としても微妙ですもんね🍷
・良い音ですね❤️
ワイナリーの上を見上げると、やっぱりありました!
さすが、元レコード会社にいただけあって、音楽はいつでも身近に😆
音楽オンチの私はよくわからなかったけど、見学中は多分ジャズが流れてた笑
昔城戸さんのところに見学に行った際はクラシックが流れていた(いつもじゃないらしいけど)し、やっぱり音楽の波長はワインを美味しくするのかしら??
・北信五岳を眺めたくて!
二階部分はプライベートスペース。
元々窓無しの予定だったのですが、北信五岳が美しすぎたので、梁だけ残してガラス張りにしたそう。
長谷さんはロマンチストなんだなぁ〜。
今後の展望
混植混醸スタイルを貫くのは長谷さん自身が好きだから、という理由がありますが、
・土地を表現できる
・気候変動が激しい現代のリスクヘッジになりうる
ということも理由。
でも、
ヴィラデストのピノノワールに感激して本格的にワイン造りを目指したんでしょ?
2018年のワイン、pinoって文字入ってるけど…?
と思い、最後にちょこっとお話を聞いてみました。
色々試してマス
先述の通り、長谷さんはこれから更に厳しくなる気候変動に対して真剣に考え、様々な品種にトライしています。
サヴァニャン(美味しいvin jaune期待してます!)
小公子(長野では初めて聞いた!)
モンドブリエ(早生だそう)
ツヴァイ(晩腐に弱いけど傘かければ…)
ガメイ
ピノノワールの魅力
長谷さん曰く、単一品種で完成度が高いのはやっぱりピノノワール。
激しく同意です❤️
単一で出すのであれば、やはりピノノワールでチャレンジしたい、とのこと。
出たら絶対買う‼️
シャルドネの可能性
言わずもがな、シャルドネは日本中、いや世界中どこでも植えられているオーソドックスな品種。
「どこにでもあるけど、本当に良いものは少ない」と。
これも激しく同意‼️
しっかり熟して酸もきちんとあるものを作りたいんだとか。
いやーーー、日本でそれができたら、また売れるんだろうなぁ〜〜
長谷さん、ワインは間違いなく美味しいし(お手頃価格だし)、
ちゃんとポリシーあるし、
こういった地に足がついた造り手さんは長く続いていってほしいものです😍