日帰り高山村ツアー〜マザーバインズ長野醸造所編〜
今日は特別にお伺いできたこちらのレポート!
マニア必見❗️
委託先に迷っている方必見‼️←ウチではありません😅
※掲載許可得てますのでご安心を
マザーバインズって?
日本のワイナリーに詳しい方は一度でも聞いたことがあるはず。
会社自体はお江戸。
醸造設備や資材の供給、苗木の生産、コンサル等、ワイン造りに関するスペシャリスト揃いの会社です🍷
国内のワイナリーさんは、何かしらお世話になっている方も多いのでは??
そんな会社が始めたワイナリーは、自社畑は持たず委託醸造のみ。
2018年は12組の委託を受け、約2万本を生産しました。
委託専門は東御市のアルカンヴィーニュと同じスタイル。
でも違うのは醸造機械を直接取り扱っている点(メンテ含む)😆
委託醸造の時にマザーバインズが扱う機械や備品に慣れる
→独立して自分のワイナリーを建てた時に慣れたものを使いたくなる
→マザーさんチャリンチャリーン💰てなる
を狙った形デス!(こら‼️)
でも、委託者さんもそれを望むなら別に悪い事ではないと思うのです。
陳さん(社長)、さすがビジネスお上手ですネ⭐️てやつ。
ワイナリーのあんな人こんな人
ワイナリーのボス、石塚さん
醸造責任者の石塚さんは、元々北海道のとあるワイナリーで働いていた方。
ヘッドハンティング?(←あくまで陳さんのイメージ😅)されてマザーバインズに入社しました。
数年前に初めてお会いした時は物静かで真面目な印象でしたが、そうではなかった❗️
真面目ではありますが、物静かではない!
ワイナリー案内時の喋ること喋ること!
熱意がすごかったー😆
特に要所要所の創意工夫は、以前のツライ?経験から生み出されたものが多く、石塚さんだからこそのアイディアが生かされています。
色々苦労をしてきた石塚さんだからこそ、委託者さんに教えられることが多いのかと。
話のふしぶしに「独立して自分達のワイナリーが出来た時に困らないように…」て言葉が出てくるって、、、
愛の塊ではありませんかーーー!!
(愛の詳細は下部へ❤️)
いやーお若いのに恐れ入りました!
ホント、陳さん(社長)は人を見る目がありますなぁ☺️←出た!上から目線!笑
あ、ちなみに石塚さん、絶讃お嫁さん募集中😆
「お会いしてみたい❤️」というステキ女子な方、コメントください!笑
情熱家?な平出さん
写真はこちらからご確認を…http://www.nagano-wine.jp/special/winery/1435/(ページ下)
ワイナリーの従業員って、ヘタするとただの“作業員”になってしまうことも…。
もちろん作業は大事なお仕事。力作業も結構あるし、大変なことも多いです。
でも、石塚さんのように「後輩を育てる」といった熱いポリシーとか、目標みたいなのは忘れてはいけないと思うのですよ、どんな仕事でも←オイオイ、いきなりどーした⁉️
この方の場合、その熱意はこんなところに⭐️
タンクにこんなデコレーションを施してくださいます😆
てっきり委託者さん自身が描いているのかと思いきや(特にveraison noteさんは好きそうだし笑)、実際に作業をする方自身が描いたなんて!
愛だぁーーー❤️
タンク内のワインちゃん達も幸せに熟成できますね😆
これ以外にも、まだまだ熱意のある部分はもちろんあると思いますが、限られた時間であまりお話を引き出せず😭
次回、頑張ります💪
父上は皆様ご存知?佐藤さん
お父様は何を隠そう、長年ぶどう栽培で名を馳せている佐藤和之さん。
息子のさんはこちらのワイナリーで働いていらっしゃいます。
先述のとおり、この方もただの“作業員”ではありません!
ラベル貼り簡略化のために、自力でラベル貼り機作っちゃいました❗️
いやー、きっとラベル貼りめっちゃめんどくさかったんだろうなぁ…
て、いやいや!
「お金無くても手でこういうの作れるよ❗️」ていう委託者さんへの愛ですね、きっと🤣
それに、元々車の整備関係の会社で働いていたそうなので、こういうのは朝飯前なんでしょう😆
将来はお父様の畑も継ぐのか?ワイナリーも建てるのか?
密かに楽しみなお人デス。
委託者への愛とは?
先述の通り、こちらのワイナリーは「独立して自分達のワイナリーが出来た時に困らないように…」というポリシーがしっかりとあります。
つまり、委託者さん達への愛❤️(何度め⁉️)
そちらの一部をお伝えします!
愛その①ー分析装置
色々なワイナリーを見てきた方は↑この画像↑をみて、
「あれ、フツー。マザーバインズてお金あるんじゃないの?」
と思った方、大正解ー⭐️
個人でワイナリーを始める人は最初から潤沢な資金があるわけではありません。
なので、最低限の設備で分析ができるように、との配慮のもと、あえて簡単な分析装置しか揃えていない、ということなのです。
だって、そこのあなた、いきなりこれらの装置を目の前にポンと置かれて、
ほれアルコール度数やら、やれ亜硫酸濃度やらを自分でサクサク測定できますか⁉️
造り手でも一年に数回しか触らないレアもの。
これを実践の中できちんと教えてくれるのは委託者にとってとってもありがたいのではないでしょうか😆
ま、この装置に慣れる
→独立した時に使い慣れた装置が欲しくなる
→マザーさんチャリンチャリーン💰て流れになるんでしょうけどネ😆
まぁ、委託者は損してるわけではないからwin-winてやつです。
さすがだわー、陳さん❗️
愛その②ーえすえぬえす
いつぞやか、とある方が言っていました。
「いくら本で勉強してたって、実際にやるのとは雲泥の差❗️」
そうなんです。
ただでさえ一年に一回の醸造、新規参入の委託者さんはどんなに勉強してたって、生きた知識を増やすのは至難の業。
そこで、石塚さんは考えました。
「より早く効率的に、皆の知識レベルを上げる方法はないだろうか」と。
で、できたのが全員参加のSNSグループ。
共通の伝達事項も一度で皆に周知できるし、とある栽培者さんへ言ったことであっても、他の栽培者さんが知らないことであれば一緒に勉強できる、ということ。
素晴らしいSNSの活用法ですね❗️
でも、石塚さん、
「定時に帰るのが目標」と言いながら、
これじゃ時間外労働増えません⁉️
愛その③ー早めの醸造設計
突然ですが造り手の皆さん、
その年の醸造計画って、いつ決めますか?
「もちろんぶどうの出来を見てからだろ!当たり前じゃないか!」
て罵声が聞こえてきそうですが、少しだけお待ちを😅
こちらの委託者さん達は、開花前から醸造方法を決めなくてはなりません。
それは石塚さんの嫌がらせでも、陳さんの圧力でもなく笑、
全て愛ある故のこと。
いざ栽培期間真っ只中になってしまうとなかなか醸造の目指す方向について確認しあったりできないし、
何より「こういったワインを作りたい」というのはぶどうの質も大きく影響するので、栽培方法から試行が必要なこともあるためこの時期。
なるほどねぇ。
ホント、色々な場面で委託者さん想いだなぁ、と感じる設備とソフト面のフォロー❤️
他にも、ワイナリーを建てるなら、〇〇した方が良い、という話をアレコレ。
うちが将来ワイナリー設立を目指すヴィンヤードだからこそのアドバイスも。
私はちゃっかりブログネタにしちゃいましたが、基本見学お断りなこちらのワイナリーの魅力が少しでも伝わればなーと思います😊
次回はみんな大好き、「ドメーヌ長谷」さんです❤